法的な判断のサポートを受けられる

離婚協議や調停、裁判では一つひとつの判断が難しく悩む場面も多くなります。調停委員など周りのいう通りに判断や決定をしてしまうと、立場や金額面で損をすることもあります。

弁護士は法的な立場で様々な判断をサポートするので、依頼者にとってもっともよい結果を得やすくなるのです。

時間や労力の節約になる

離婚の手続きでは提出する書類が多く、調停や裁判となれば裁判所などに行く必要性も出てきます。離婚の場合、引っ越しや子の転校などその他にするべきことも増えるため、心身ともに負担が増えてしまいます。

弁護士に相談すれば、法律関係の手続きを代行できるため、時間や労力の節約につながります。

真剣な姿勢をアピールできる

離婚の手続きで弁護士に依頼した場合、周りに真剣な姿勢をアピールすることにもつながります。夫婦喧嘩の延長ではなく、きちんと専門家に依頼をしているという証明になります。

これまでの経験をもとにしたアドバイスを受けられる

離婚の手続きを弁護士に依頼する場合、様々な離婚問題に向き合ってきた経験をもとにしたアドバイスを受けることができます。

離婚の原因や手続きの内容、解決策などは各家庭によって異なります。多くのケースを対処してきた経験を有する弁護士からは、的確なアドバイスを受けられるのもメリットになります。

慰謝料の請求も有利に進められる

不倫や浮気など離婚の原因となる証拠が不十分でないと、慰謝料の請求が難しい場合があります。弁護士に相談すれば、法的な立場から慰謝料の請求に有利となる証拠についてアドバイスを受けられるので、慰謝料の請求などを有利に進められます。

配偶者との対面を避けたい場合

離婚の手続きを弁護士に依頼すると、配偶者との接触を最小限にでき、精神的な負担を減らせます。

離婚の原因は様々ですが、これから離婚する相手と顔を合わせるのがつらいという方も少なくありません。特にDVや相手がストーカーとなっている場合などは、配偶者と対面することで精神的な苦痛の増大につながります。

弁護士は依頼主に代わって法的な手続きを行い、代理で裁判所に足を運ぶ場合もあります。依頼主にとっては、配偶者と対面で会う機会が減ることで、精神的な苦痛の緩和にもつながるのです。

相手が離婚の話を受け入れない場合

相手が離婚の話に応じない場合もあります。弁護士であれば第三者の立場で仲介に入ってくれるため、冷静に話を進めやすくなります。

双方が親権を希望している場合

二人の間に子がいる場合、親権をどちらが獲得するのかで議論となる場合があります。親の状況や子の意見などが尊重されますが、双方で親権を譲らない場合には、裁判所などで法的な判断が下されることとなります。

調停や裁判では専門的な立場にある弁護士を立てることで、親権争いの問題と向き合ってきた経験から、有利に事を進めていくことが可能です。

財産分与でトラブルになりそうな場合

財産分与でもめやすい場合にも弁護士に頼ると、冷静に問題へ対処しやすくなります。特に結婚して夫婦として生活してきた期間が長く、財産が高額となっている場合はトラブルに発展し、激しい言い争いになることも珍しくありません。

財産分与などお金が絡む話し合いは法律の専門家が仲介に入ることで有利に進めやすくなります。また、財産分与の請求はスピードも問われます。離婚後2年以内と期限が設けられているからです。

仕事や家事、子育てなどで忙しいのに加えて、感情が先んじて冷静に対処できない場合には弁護士に依頼すると、トラブルが大きく発展するのを防ぎ、スムーズに手続きができるでしょう。